ジッターメモ

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Procreateの使い方 vol.007 遠近法ガイドについて

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こんにちは、ジッターです。

 

前回前々回に引き続き、今回も裏技の香りがするProcreateの便利機能をご紹介します。

 

今回は第3弾!

 

遠近法がもっと簡単になれば…

そんなお悩みを、ばばっと解決ヤっちゃう機能を大紹介っ。

 

それではどうぞ。

 

 

パースなんて楽勝!? 遠近法ガイド

Procreateでは遠近法ガイドという機能がついていて、この機能のおかげでパースに必要な消失点とそのガイドラインを簡易的に設定することができるのです!

 

背景描きたい絵描きなら、大半は志すであろうパースの技法

 

 

消失点、一点透視図法、とにかく引かれる直線直線うんぬんかんぬん…ウーン

 

パースってどう描けばいいかわからないっすわぁ

 

あなたも、一度は悩んだことはありませんか…?

小生は、今でもパースに対して苦手意識があります。

 

 

特に建物を描いていて、

 

(これビルじゃなくて割り箸や…)

(前衛的な逆さ台形の住宅ができた!)

(消失点はキャンバスの外なんだぜ(笑))等々…

 

悩みを挙げれば枚挙に暇がない。

 

 

遠近法ガイドはそんなパース入門者の悩み負担を軽減してくれるすごい機能なのです!

 

それでは早速使い方について解説してゆきます。

 

遠近法ガイド設定の仕方

遠近法ガイドの設定はまず

 

f:id:jitterkun:20180606023054p:plainキャンバス遠近法ガイド

 

のスイッチをONの状態にします。

先にこのスイッチをONにしておかないと編集が出来ないのでまずはここをONにしましょう。

 

遠近法ガイドをONにするとその下の項目、遠近法ガイドを編集が使用可能になります。 

 

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遠近法ガイドの画面、画像はキャンバスの外に消失点をタップして3点追加したところ

 

遠近法ガイドを編集をタップすると一旦キャンバスが縮小され、ガイドラインを表示するための消失点を最大3つ設定することができるようになります。

 

画面をタップすると消失点が追加され、消失点から放射状に青系統色のガイドラインが表示されます。

 

 

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追加された消失点を消したい場合はもう一度タップすると削除することができます。

 

 

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画面下のツマミでは不透明度線の太さを調整することができ、左下で編集の取り消し・やり直しが可能です。

 

一点透視図法

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消失点を一点だけ加えると一点透視図法になります。

 

真横に引かれた一段と太い青い線はアイレベル(目線の高さ)の角度を表しています。

円と太い線が交差する点を動かすことでアイレベル線の角度調整が可能です。

 

 

二点透視図法

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消失点を二点加えたもの。

 

この場合太い線はお互いの消失点でつながっており、この太い線をアイレベルの目安として活用できます。

 

 

三点透視図法

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全3点を加えると三点透視図法に。

 

最後の1点は太い線の付かないフリーですが、この点を追加することにより三点透視図法のガイドラインを引くことができます。

まったく使いこなせていません。

 

 

tipsガイドラインの非表示

ガイドラインが縦横無尽に引かれるのでガイドが邪魔で見難いなぁと思ったらもう一度

 

f:id:jitterkun:20180606023054p:plainキャンバス遠近法ガイド

 

をOFFにすることでガイドラインを非表示にさせることができます。

再度ONにすれば設定したガイドラインがそのまま表示されるので設定が消えることはありません。

 

 

遠近アシストで楽に直線を描いてしまおう

さて、ガイドラインは引くことができるようになりましたがこのラインに沿っていちいちQuicklineで直線なんて引いていられません。

 

 

そのため、なるべく時短するためのパースお助け機能として遠近アシストという機能があるのです。

 

 

まずは設定して適当に線を引いてみて遊んでみましょう。

 

慣れてくるとむしろ立体を描くのが楽しくなってくるかもしれませんよ。

 

 

遠近アシスト設定

遠近アシストの設定ですが、まずは遠近法ガイドを編集で消失点を設定してください。

 

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今回私が設定したガイドラインは画像のようなシンプルな二点透視図法です。

アイレベルが若干低めのフカン目線になります。

 

画面右上の完了を押して遠近法ガイドの編集を閉じます。

 

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消失点が外に設定してあるため、通常のキャンバス画面ではこのようにガイドラインが見えます。

 

ではここでf:id:jitterkun:20180606020125j:plainをタップしてレイヤー管理画面を開いてみてください。

 

 

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管理画面を開いた後、選択中のレイヤーをタップすると設定項目が表示されますが、この設定項目の中に遠近アシストが追加されていると思います。

 

見当たらない場合は消失点が追加されてない可能性がありますので確認してみてください。

 

 

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この遠近アシストをタップするとレイヤーにアシスト中という文字が表示されます。

 

これで遠近アシストの設定は完了です。

キャンバスに戻ってアシスト中のレイヤーに線を引いてみましょう。

 

 

すると… 

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アシスト中のレイヤーに描いた線、ガイド非表示でもアシストは使える。

 

ペンを走らせると綺麗な直線を引くことができるようになりました!

 

これはQuicklineを使って描いた線ではありません。

アシスト中のレイヤーでは遠近法ガイドで編集したガイドラインに沿って直線を描いてくれるようになるのです!

 

あらゆる線が自動補正されるので適当に描くだけでもなんとなく立体感のある描画をすることが出来ます。

 

 

 

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こちらはパーティーホールのような大きな部屋を想定して描いたもの。

人物のラフは遠近アシストしてない別のレイヤーで描きました。

 

 

 

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こちらは消失点1つ、一点透視図法で描いたもの。

こんな風に漫画の集中線を作ることもできますね。

 

 

 

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また、アシスト中のレイヤーではガイドラインとは別に垂直線と並行線も描くことができます

 

これはかなり便利!

ちょっと斜線と縦線を引けばあっという間に立体の完成です。

 

 

 

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5分くらいでさっと都市背景を描いてみました。

背景をまったく描いたことのない私でもなかなかそれっぽくなりました。

 

…それっぽいですよね?…ね?

 

 

tips:アシスト中でもQuicklineは使える、他

アシスト中はガイドライン非表示状態でも直線を描くことが出来ます。

 

ただしガイドが見えないせいで描いた線が思うように補正してくれないこともあるのでなるべく表示しておいた方が描きやすいなぁと私は思いました。

 

 

また、アシスト中でもQuicklineでアシストとは別に好きな角度に直線を引くことが出来ます。

 

 

おまとめ

以上で遠近法ガイドアシストの説明を終了します。

 

 

ほんとにキッチリ綿密な背景画や曲線を描くとなるとさすがにこの機能だけではまったく足りませんが、キャラ主体で背景は雰囲気・コンセプトアート等…という体であれば十分役に立つ機能かと思います。

 

 

筆者は「正確な背景を描くならCAD使ったらええやん!

 

などと供述する適当さなのでこの機能くらいがちょうど良いです。

 

 

パースの知識がなくても誰でも立体が描けるのでラクガキがてら、ついでに立体空間把握能力(?)も付けてみてはいかがでしょうか?

 

 

今回はここまで、読破お疲れ様でした!