ジッターメモ

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Procreateの使い方 vol.005 筆圧曲線の調整について

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こんにちは、ジッターです。

 

 今回ご紹介するのはProcreateの普通に使ってたら気づかないような、それでいてかなり重要な機能についてです。

裏ワザ…と称してよいものか疑問ですが、まあよいでしょう。

 

この講座では裏ワザ、と呼称させていただきます。

 

使い方が分かるととても便利なのに見つけるまでが大変な機能の数々…

今回はその第一弾です!

 

では、ご覧ください。

理想の描き心地を手に入れろ! 筆圧曲線設定機能

キャンバス画面を開いたら左上のアクション(工具マークのアイコン)をタップ。

そして一覧の中に環境設定という項目があるのでこれをタップして表示。

 

この項目では画面インターフェースを明るくしたり、ブラシカーソルの表示非表示等の設定を行うことができます。

 

今回は項目の下から二番目のこれ。

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筆圧曲線の編集について説明いたします。

 

筆圧曲線とは

最近のペイントソフトには必ずといってよいほど搭載されているスタイラスペンの筆圧に対してどれくらいの感度で線を描くかを設定できる機能です。

 筆圧によってどう感度が変化するのか曲線グラフで視覚化されています。

 

これにより

「軽くなぞっても線は濃く太く」描けたり

「途中まではやわらかい筆圧だけど途中から強めに圧をかけないと濃く太くならない」

 

感度にだってすることができます。

 

ですが、調整していきなり使ってみるとやたら太くなったり極端な感度になってしまうので普段使っているブラシ設定と相談しながらキャンバスに描画して再調整、を繰り返すと好みの筆圧に設定できるかと思います。

 

設定方法

では実際にどう変化するのか、早速調整してみましょう。

 

気に入らなければ下のリセットボタンでいつでも設定をリセットできるので気軽に設定してみてください。

 

グラフの見方

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グラフの左右がペンの筆圧の強さ。

グラフの上下が筆圧に対する感度の高さです。

 

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グラフ内に触れると調整点が追加され、最小点と最大点を合わせると6つまでこの点を追加することができます。

この各点をグラフ内で調整することでお好みの感度に調整することができます。

 

筆圧設定グラフサンプル

曲線グラフのサンプルをいくつか作ってみました。

 

実用性は置いといてどのような感度調整がされているのかを重点的に説明していきます。

デフォルト

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デフォルトの筆圧グラフ。

調整点は最小と最大の二箇所のみのシンプルな線です。

筆圧を強めれば強めるほど感度が高くなるオーソドックスな設定になっています。

 

適当グラフ

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これはさきほど調整点を説明するときに作った筆圧グラフ。

調整点6つ全部使ってます。

最初は急に感度があがって中盤で感度低下、その後また急上昇して一旦待ってから最大点に到達する線、といったところでしょうか。

ふにゃふにゃの感度で途中でブラシが薄くなったり細くなるような設定になっています。

うん、使いにくい。

 

やわらかグラフ

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一気に9割近くまで感度上昇するやわらか設定筆圧グラフです。

調整点を5つ設定し、ヘタに最大点に到達しないようにも調整してあります。

軽い筆圧でも平気でブラシがぶっとくなるのでちょっとピーキーな設定ですね。

 

最大感度調整グラフ

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先ほど紹介したやわらか設定の最大点を調整した筆圧グラフです。

約半分の筆圧で感度最大にできる画期的筆圧グラフです(多分)。

筆圧最大点をグラフの真ん中にずらしたのでとても軽めのタッチで創作活動に勤しむことができます。

ペーパーライク保護シートやApplePencilのペン先磨耗も軽減できると思うので非常にエコな設定です。

私は使ってませんが…

 

ジッター愛用グラフ

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私が普段設定してある筆圧グラフのご紹介。

調整点5つ、特に意識してませんでしたがやわらか設定の亜種みたいな感じでしょうか。

最大点まで若干固めですが80%くらいまでをピークに感度が高くなるやわめのバランスタイプですね。

割とこういう設定の人多そうな気がします。

 

番外編 でたらめ矩形波グラフ

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ネタで作ってみました。

断っておきますが、このでたらめ矩形波グラフは有用性皆無のバケモノ調整です。

これを扱えるのはアンドロイドかAI、ちょっくら地球の滅亡と誕生を目撃してきた新人類くらいでしょう。

お勧めはいたしません。

 

裏機能:筆圧感度の確認

で、このグラフ…なんと実は筆圧の確認ができるんです!

え、知ってる…?

…っぐ、とりあえず説明いたしますぞ…

 

確認方法

確認方法は至極簡単

 

調整点を移動させるときに指ではなくスタイラスペンを使って調整するだけ!

このときにペンで筆圧を加えるとグラフの背景にグレーの感度ゲージが出現します。

 

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で、ペンの筆圧を強めれば強めるほどゲージはグラフの設定したとおりに上下します。

 

実際に描写した際の筆圧をこのゲージでシミュレーションすることができるので直感的にどのくらいの筆圧で描きたいか微調整することが出来ます。

調整する時間を短縮できるので調整する際にはペンを使ってみましょう。

 

サンプルグラフで感度シミュレーション

適当に作ったサンプルグラフを使ってゲージの上がり下がりを見てみましょう。

 

 今回作ったサンプルグラフはこちらです。

 

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変化がわかりやすいように所謂サイン波形状のグラフになっています。

なお、実用性はありません。

 

%の目安はグラフのグリッド線でだいたい予想してます。

4グリッドあるので大体1目盛り25%ですね。

 

f:id:jitterkun:20180531184626j:plain※黄色い矢印が現在の筆圧になります。

調整点にペン先を当てたまま筆圧を徐々に強くしていきます。

上画像はまだ筆圧25%の状態ですがグラフの通り、既にゲージは75%まで高まってます。

 

この後は一旦ゲージは急降下する調整がされていますが…

 

 

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ゲージが下がりましたね。

ここで筆圧50%、感度ゲージも50%になってしまいました。

筆圧は強くなっているのに曲線の設定によってゲージは下がっているのがわかります。

ゲージはこのグラフ線と筆圧に依存しているので珍妙な線ほど珍妙なゲージ変化が起こります。

 

さて、お次は…

 

 

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ここで筆圧5%くらい。

ゲージは一旦下がりきった後ですね、感度は25%にまで落ちました

グラフの設定からこれ以下にゲージが下がることはないといえるでしょう。

 

 

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…ここで筆圧は既に95%近く…ぐっ…正直指がしんどい。

 

 

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そして筆圧100%です。

ゲージ全快で今ならブラックホールボンバーが打てそうな気がします。

ここまで筆圧を強くすることはないでしょうけど最大筆圧を早めに設定したほうが使いやすいこともあります。

 

最後に筆圧変化の終始を載せてみました。

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しっかり曲線に沿って感度ゲージが追従してます。

 

おまとめ

以上で、筆圧曲線の設定を終わります。

 

多分最初からペンで操作してる方からすれば目新しいものでもない機能ですが、筆圧の調整がより直感的にできるようになるので大変便利です。

 

ブラシの書き味にも影響してくる未体験の方はぜひお試しを!

 

今回はここまでです。

 

読破お疲れ様でした!

 

あとがき

Procreate解説日記をリニューアルしてさくさく読みやすいよう記事を分割することに致しました!

 

記事名も「Procreateの使い方」と非常にシンプルなタイトルになっています。

プロクリの機能・解説を細かくまとめた「プロクリクリップ」。

 

過去記事の修整も含めてぼちぼち更新します。

 

なるべくProcreateユーザーにわかりやすい記事になるよう頑張りますので、よろしくお願いします。