ジッターメモ

グリザイユ画法でワンドロ イラストメイキング

f:id:jitterkun:20180720031213j:plain

どうもこんにちは、ジッターです。

今回は雑記#002で触れたグリザイユ画法メイキング記事になります。

制作時間は1時間ほど

ついにメイキング記事を書くことができ、おなかの調子も良いようです。

今回はグリザイユ画法を使って1時間で描き上げるワンドロメイキング。

使用ソフトはおなじみProcreateです。

ファイルデータでも「1h1m」とほぼ一時間で描くことができました。

f:id:jitterkun:20180720032117j:plainちゃんと証拠も揃ってるんだぜ!

グリザイユ画法の大まかな特徴

  • 白黒、グレースケールから描き始める
  • 色変更がしやすい
  • 厚塗りっぽくなりやすい
  • ポップな絵は苦手
  • 絵柄が重たくなりやすい

その他、細かな特徴は雑記#002の方が詳しく書いてあるのでこちらをどうぞ。

メイキング開始

基本ブラシは自前ブラシの【グレーズ50 滲み】で描いていきます。

f:id:jitterkun:20180720033655j:plain

扱いにくいかもしれませんが一応ブラシデータを載せておくのでよかったら使ってみてください。

メインブラシ_グレーズ50_滲み.brush - Google ドライブ

また、色を入れるまでは下記の灰色2色とスポイトで拾った色を使います。

  • 黒色:R16/G16/B16
  • 中間色:R127/G127/B127

アタリ

f:id:jitterkun:20180720140152p:plain

黒色(RGB-16)で大まかなアタリを描きます。

1時間しかないのでキャラの構図はバストアップ(腰から上まで)

ブラシをかなり太くして頭と体と腕の大まかな位置を決めます。

ラフ

f:id:jitterkun:20180720140216p:plain

ラフはブラシを細くしてタッチは軽めに。

目や口はぐりっと塗りつぶすだけです。

この段階でもまだ顔の表情よりも全体像を意識して描く感じです。

ラフを見て絵の構図がパッと思い浮かべられるくらいになるととても作業が楽になります。

目の形や手の動きなどは後回しで構いませんのでまずは完成図がなんとなく見えてくるレベルまで描きます。

シルエット

f:id:jitterkun:20180720140258p:plain

先ほど描いていたラフレイヤーの下に新規レイヤーを作成し、中間色で塗りつぶします。

顔を描き直すのでラフレイヤーがギリギリ見える程度にまで下げて顔パーツのアタリとして使うと楽かもしれません。

その後ラフと今描いたシルエットのレイヤーをこの時点で結合させます。

下描き・影塗り

f:id:jitterkun:20180720140419p:plain

ブラシのサイズを変えながらぼやけた輪郭を整えていきます。

首などの影になる部分は中間色よりも若干暗い色を、服の線や瞼は黒色に近い色をスポイトしながら塗っていきます。

 

前髪などの細部では黒灰色を使って細い線画を描いておきます。

コツとしては全体をなるべく中間色に近づけておきながら各パーツや陰影の差をつけておくことです。

 

目の描き込み

f:id:jitterkun:20180720140731p:plain

まだ白目を入れてなかったので追加(加算)レイヤーを作成し、白目の部分を中間色

塗ります。

塗った後で白すぎたと感じたら不透明度を調整し、下描きレイヤーと結合させます。

f:id:jitterkun:20180720140805p:plain

その後、スポイトで程よい中間色を選んで黒目と瞳孔を塗ります。

ついでに黒灰色で瞼の影も入れておきました。

 

着色

f:id:jitterkun:20180720140924p:plain

下描きレイヤーを複製し、複製したレイヤーにAlphaロックを掛けます。

複製したレイヤーモードをオーバーレイモードにし、中間色でレイヤーを塗りつぶします。

Alphaロックをかけてあるので下描きのシルエット範囲内までしか塗りつぶすことができません。

f:id:jitterkun:20180720140854p:plain

塗りつぶしたオーバレイレイヤーに色を乗せます。

ここまでの工程で明暗をしっかり描き込んでおけば後は髪、肌、服の色等と大まかに色を塗るだけで十分です。

なお、前髪は肌色が透けるので毛先がほぼ肌色になります。

 

f:id:jitterkun:20180720141127j:plain

オーバレイレイヤーのみ表示、かなり適当な着色ですが明暗をあらかじめしっかり描き込んでおいたので全体表示だと違和感はありません。

ハイライト

f:id:jitterkun:20180720141233p:plain

髪の毛や瞳にハイライトを加えます。

ハイライトはいままで使った色よりも彩度の高い鮮やかな色を使うと映えることが多いです。

髪に光が最も当たるとは反対側に青いハイライトを入れることで環境光を表現。

これだけでイラストにリアリティが生まれます。

f:id:jitterkun:20180720141314p:plain

ハイライトレイヤーを複製して若干ぼかします。

ちなみに今回は服の明暗の差が乏しかったので、服の光のあたる部分にもうっすらハイライトを加えました。

背景

f:id:jitterkun:20180720141613j:plain

一番下に背景用のレイヤーを作成、テクスチャで模様を描いてぼかし、中間をうっすら消して適当に背景完成。

色合い調整

f:id:jitterkun:20180720141759p:plain

下描きレイヤーの上に乗算レイヤーを追加。

頬っぺたの赤みや服の紫影などの色を加えて絵の鮮やかさやメリハリをつけます。

今回は頬っぺた以外はあまり描き込んでません。

ぼかしによる最終調整

一旦出来上がったイラストを書き出し、新規キャンバスに読み込ませます。

f:id:jitterkun:20180720141839p:plain

読み込んだら上半身下・顔と徐々に顔の周りをちょっとずつぼかします。

f:id:jitterkun:20180720141950p:plain

目立たない部分をピンボケさせることで、一番見せたい顔に視線誘導させることができるようになります。

他にも周りを暗くしたり色味を薄くしたりしても同じような誘導効果が期待できます。

色あせたモノクロ絵にワンポイントでだけビビッドな色が乗っていたらほぼ確実に目がいきますよね?

そのような効果をさりげなく絵に加えます。

クレジットを描いて完成!

f:id:jitterkun:20180720142119j:plain

これにてメイキング終了です。

ぼかしの仕上げまでで1時間1分でした。

服の模様などを加えるとなるとまた少し時間がかかっていたかもしれません。

今回の反省点

描くたびに拡大縮小しすぎて顔のバランスがちぐはぐになってしまいました…

特に顕著なのが目の大きさ

右目と左目でかなり大きさに差があります

斜めアングルばかり描いていたのと1時間で描ききるのが前提でしたのでクオリティが低くなってしまいましたね…

1時間で描くというメイン目標はクリアできましたので今後はなるべく少ない修正で描いていこうと思います。

おわりに

いかがだったでしょうか?

簡易版ということで基本的なバストアップ絵を描いてみました。

グリザイユは難しいとよく聞きますが、影入れの工程と色塗りの工程が逆であるということ以外はさほど塗りに変化はないと個人的には思っています。

 

動画も公開中ですのでよかったらご覧くださいませ。

※手違いでイラストが左右反対になっています

モノクロから一気に色を塗る快感や徐々に絵の形を整えていく粘土工作のような楽しさがあるのでハマるとヤバいです。

1時間とか気にせず、まずは顔アップなどで軽く描いてみてはいかがでしょうか?

 

 

今回はここまで、読破お疲れ様でした。