ジッターメモ

グリザイユ画法(簡易版)メイキング

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短時間グリザイユ

 

どうもこんにちは、ジッターです。

 

今回は雑記#002で触れたグリザイユ画法メイキング記事になります。

 

 

ついにメイキング記事を書くことができました。

 

今月はおなかの調子が良いようです。

 

 

今回は慣れればほぼ1時間で描き上げられる短時間グリザイユ画法のメイキングをします。

 

使用ソフトはおなじみProcreate!

 

 

特に時間を測ってはいませんでしたがキャンバスデータにそう記録されているので誰がなんと言おうと1時間ですっ。

 

 

f:id:jitterkun:20180720032117j:plainちゃんと証拠も揃ってるんダ!

 

嘘はついてません!信じてくださいなんでもしますから!(なんでもするとは言っていない)

 

 

グリザイユの大まかな特徴

 

・白黒、グレースケールから描き始める

 

・色変更がしやすい

 

・厚塗りっぽくなりやすい

 

・ポップな絵は苦手

 

・絵柄が重たくなりやすい

 

・構図によってはヘタすると数時間で絵が描ける←NEW!!

 

 

 

その他、細かな特徴は雑記#002の方が詳しく書いてあるのでこちらをどうぞ。

 

jitterkun.hatenablog.com

 

 

 

メイキング開始

 

基本的にブラシは【グレーズ50 滲み】で描いていきます。

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このブラシはプリセットを複製して私の好みで改造したものです。

 

扱いにくいかもしれませんが一応ブラシデータをあとがきに載せておくのでよかったらDLどうぞ。

 

 

また、色を塗るまでは下記の灰色2色とスポイト色で描き込みを行います。

 

 

黒灰色:R16/G16/B16

 

中間色:R127/G127/B127

 

 

 

 

アタリ

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グレーズ筆・黒灰色で大まかなアタリを描きます。

 

 

 

ラフ

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ラフは筆の太さを細くしてタッチは軽め。

 

目はぐりっと塗りつぶすだけ、この段階では顔の表情よりも全体像を意識して描く感じで。

 

ラフを見て頭の中で絵の構図がパッと浮かべられるくらいになるととても作業が楽になります。

 

目の形や手の動きなどは後回しで構いませんのでまずは完成図を思い浮かべられるくらいまで描きます。

 

 

 

シルエット

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塗りつぶし用の不透明度100%のブラシを使用。

 

フレイヤーの下に新規レイヤーを作成し、中間色でシルエットになるように塗りつぶします。

 

また、顔のパーツを描き直すのでラフレイヤーを複製して不透明度をギリギリ視認できる程度にまで下げてアタリとして使うと楽かもしれません。

 

その後ラフと今描いたシルエットのレイヤーを結合させます。

 

 

 

下描き・影塗り

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ブラシをグレーズ50に戻し、ブラシのサイズを変えながらラフのぼやけた輪郭を整えていきます。

 

首などの影になる部分は中間色よりも若干暗い色を、

線や瞼は黒灰色に近い色をスポイトしながら塗っていきます。

 

 

ここで意識することは線の部分と影になる部分をこの時点である程度描き込んでおくことと髪は暗い色、服は明るい色などパーツごとに明暗を描き分けておきます。

 

前髪などの細部では黒灰色を使って細い線画を描いておきます。

 

 

コツとしては全体をなるべく中間色に近づけておきながら各パーツや陰影の差をつけておくことです。

 

 

 

 

目の描き込み

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まだ白目を入れてなかったので追加(加算)レイヤーを作成し、白目の部分を中間色

塗ります。

 

塗った後で白すぎたと感じたら不透明度を調整し、下描きレイヤーと結合させます。

 

 

 

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その後、スポイトで程よい中間色を選んで黒目と瞳孔を塗ります。

 

ついでに黒灰色で瞼の影も入れておきました。

 

 

 

着色

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下描きレイヤーを複製し、複製したレイヤーにAlphaロックを掛けます。

 

複製したレイヤーモードをオーバーレイモードにし、中間色でレイヤーを塗りつぶします。

 

Alphaロックをかけてあるので下描きのシルエット範囲内までしか塗りつぶすことができません。

 

 

 

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塗りつぶしたオーバレイレイヤーに色を乗せます。

 

ここまでの工程で明暗をしっかり描き込んでおけば後は髪、肌、服の色等と大まかに色を塗るだけで十分です。

 

なお、前髪は肌色が透けるので毛先がほぼ肌色になっています。

 

 

 

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オーバレイレイヤーのみ表示、かなり適当な着色ですが明暗をあらかじめしっかり描き込んでおいたので全体表示だと違和感はありません。

 

 

 

ハイライト

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髪の毛や瞳にハイライトを加えます。

 

ハイライトはいままで使った色よりも鮮やかな色を使うと映えることが多いです。

 

また、赤には青ハイライト、影の反射光は紫ハイライトといった補色対になる色を加えるのも効果的です。

 

 

 

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ハイライトを描き上げたらそのレイヤーを複製して片方のレイヤーを若干ぼかします。

 

反射光で髪や瞳が輝いて見えるようになるので全体的に艶っぽく仕上がります。

 

ちなみに今回は服の明暗の差が乏しかったので、服の光のあたる部分にもうっすらハイライトを加えました。

 

 

 

背景

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一番下に新規レイヤーを作成、グリッドテクスチャで模様を描いてぼかし、中間をうっすら消して適当に背景完成です。

 

 

 

色合い調整

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下描きレイヤーの上に乗算レイヤーを追加。

 

頬っぺたの赤みや服の紫影などの色を加えて絵の鮮やかさやメリハリをつけます。

 

今回は頬っぺた以外はあまり描き込んでません。

 

 

 

ぼかしによる最終調整

 

一旦出来上がったイラストを書き出し、新規キャンバスに読み込ませます。

 

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読み込んだら上半身下・顔と徐々に顔の周りをちょっとずつぼかします。

 

 

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目立たない部分をピンボケさせることで、一番見せたい顔に視線誘導させることができるようになります。

 

他にも周りを暗くしたり色味を薄くしたりしても同じような誘導効果が期待できます。

 

色あせたモノクロ絵にワンポイントでだけビビッドな色が乗っていたらほぼ確実に目がいきますよね?

 

そのような効果をさりげなく絵に加えます。

 

 

クレジットを描いて完成!

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これにてメイキング終了です。

 

ぼかしの仕上げまでで1時間1分かかりました。

 

服の模様などを加えるとなるとまた少し時間がかかっていたかもしれません。

 

 

 

おまとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

簡易版ということで基本的なバストアップ絵を描いてみました。

 

 

グリザイユは難しいとよく聞きますが、影入れの工程と色塗りの工程が逆であるということ以外はさほど塗りに変化はないと個人的には思っています。

 

 

動画も公開中です!

youtu.be

※手違いでイラストが左右反対になっています、なんでや工藤…

 

 

モノクロから一気に色を塗る快感や徐々に絵の形を整えていく粘土工作のような楽しさがあるのでハマるとヤバいです。

 

 

1時間とか気にせず、まずは顔アップなどで軽く描いてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

中間色を使う理由

 

なるべく中間色に近くなるように、と申し上げましたがそもそも何故中間色なのかを説明いたします。

 

この中間色というのはオーバーレイで色を加えた時にもっとも色調整がしやすい色になります。

 

完全な灰色にする事で暗くも明るくもすることが可能なため、なるべく中間色で統一させられるようにするのが早く仕上げる近道です。

 

黒や白に近い色にするとなかなか思った色に反映させられず、更にレイヤーを重ねる羽目になるので、できれば線以外は中間色かそれより少し暗い色を選んだほうがよいと思います。

 

 

使ったブラシ

 

メインブラシ_グレーズ50_滲み.brush - Google ドライブ

 

Procreateにしか使えないかもしれませんが、今回使ったグレーズ50のメインブラシのデータを掲載しておきます。

 

よかったらどうぞ。

 

 

今回はここまで、読破お疲れ様でした!

 

 

 

どーでもひとこと

運動不足ゆえ、ダンベル片手にイラスト描いてます。

ええ、左手だけ肥大化しないか、私も心配です。